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四季のおとない 3月


和歌山県産 うすい豌豆

 うすい豌豆と言えば旬は春ですが和歌山県産は10月から露地うすいが出荷され12月からはハウスうすいが始まり4月下旬まで、又春採りの露地うすいは4月上旬から開始され6月上旬まで約9ヶ月間和歌山県内で作型産地は変わりますが切れ目なく入荷します。
消費は主に関西地区が中心で他府県産の実豌豆(グリーンピース系)とは違って淡白でホクホク感があり豆ご飯や卵とじ料理が代表的な料理です。

 今年で4年目になりますが高槻市『のびていく幼稚園』で11月30日にうすい豌豆の植え付けを行い収穫祭を5月上旬に行います、園児も成長を楽しみにしております。


蕗の薹

 12月から少しづつ出荷が始まり春の山菜としてコゴミやタラノ芽と一緒に高級料理店の食材として利用されます。
旬を迎え出荷量の増える3月以降は、スーパー量販店にも並びます。
12月~1月は主に北海道や秋田・新潟の北から出荷が始まり3月頃には和歌山や徳島からも出荷があります。
蕗の薹は肝毒性が強いピロリジジンアルカロイドが含まれているので塩茹でして水を代えながら水に晒してアク抜きをします。
蕗の薹は苦味を楽しむ山菜であり食べ方は主に『テンプラ』として食されています。
『テンプラ』にして美味しくする調理方法は低めの温度で揚げるのがコツで揚げているうちにツボミが開くと苦味が薄れます。
他に千切りにし味噌汁の具にしたりお浸しや油いためなどで食べられます。