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四季のおとない 11月


かぶ

 春の七草では『すずな』と呼ばれ親しまれてきたかぶは、ヨーロッパでは紀元前、日本へは弥生時代に中国から伝わったとされるほど古く、長い歴史の中で多くの品種が生まれ現在では日本全国で80種類以上も栽培されています。
かぶには2つの分類方法があります。
1つ目は大きさによる分類で子かぶ・中かぶ・大かぶの3種類があります。
2つ目は原産地による分類でアジア型とヨーロッパ型の小かぶです。
かぶは根と葉の部分で栄養素が違う野菜です。
根は淡色野菜でビタミンCやデンプン分解酵素のアミラーゼを含みます。
葉の部分は緑黄色野菜で、葉は根の4倍近いビタミンCを含み、カロチンやカルシウム、食物繊維も豊富です。
かぶは甘味がありますので、お漬物や酢の物、あとシチューなんかに入れても美味しいです。
葉は、栄養たっぷりなので、捨てずに味噌汁の具や塩漬け、炒め物にして食べましょう。


百合根

 ユリ根は名前の通りユリの花の根(球根)の事を言います。
全てのユリの球根が食べられるわけでなく、食用となっているのは小鬼ゆりや鬼ゆり、山ゆりなどの、球根(鱗茎)に苦味が少なくて甘味がある品種です。
10月から入荷が増え始め正月用の食材として12月頃にピークを迎える百合根は、北海道産が中心で主に関西地方で利用されることが多く茶わん蒸しや正月料理などには欠かせない食材です。


安曇野サンりんご

 北アルプス山麓に広がる安曇野は標高が600mから700mと高く、昼夜の寒暖差があり、上高地から流れ出る綺麗な水、降水量の少なさ、日照時間の長さなど美味しいりんごが出来る条件を備えています。
安曇野ではすべてのりんごが無袋栽培(袋をかけないで育てたりんご)で作っているため、農家のたゆまぬ努力が必要不可欠となっています。太陽の光をたくさん浴び完熟したりんごは「サンりんご」と呼ばれ糖度が高くジューシーな仕上がりになっており、この農家の努力が認められ、天皇杯を受賞、日本農業賞も受賞しております。ぜひ一度お試しください!!


有田みかん

 日本屈指のみかんの生産地和歌山。中でも有田みかん(AQマル南選果場)は、和歌山県を代表する高級みかんブランドです。
ありだAQマル南選果場のAQのAはARIDA、QはQUALITY(品質)を表し、有田みかんの高品質という意味があります。
また、A級(最高級)というだけあり見栄えもよく味もおいしいみかんです。
その他に機能性表示食品として消費者庁から認可を受け、販売を許可されています。
機能性食品とは
「おなかの調子を整える」や「脂肪の吸引をおだやかにする」などの、機能性が表示できる食品は、これまで「特定保健用食品」と「栄養機能食品」に限られていました。
ほとんどの食品は、機能性(どんな効果が期待できるか)を表示できないため、消費者は、どの商品にどんな効果があるのか商品選びが難しかったと言えます。
そこで、商品の選択肢をさらに増やすため、食品の機能性をわかりやすく表示できるよう誕生したのが「機能性表示食品」の制度なのです。

11月20日、テレビ朝日系列「林修の今でしょう!講座」3時間スペシャル19時~でみかんの健康パワーなどについて放映されました。

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